救急車
「ピーポー ピーポー」
朝から救急車が走っています
「お早う御座います」
お向かいの奥様が訪ねて来ました
「実は 救急車を呼びましたので
ビックリされたらいけないと
お知らせに来ました」
どうやら
ご主人様の具合が悪いようです
お正月4日に精密検査されて
「入院治療が必要ですが病室の空きが有りませんので
具合が悪くなれば救急車で来て下さい」
その様にお医者様から言われて自宅療養中でした
奥様のお話ですと
「血液の病気で
血液が造れなくなる」らしいです
詳しくは教えて下さらなくて
「癌ではないから大丈夫」
等と言っておられます
雨の振る中
待てども救急車が到着しません
何処からか救急隊員さんが現れて
救急車が道を間違えて通り抜け出来ず
隊員さんが走って来られたようです
ほどなくして
救急車も違う道からやって来ました
ストレッチャーでご主人が運ばれて行きますが
ピクリとも動きません
母もご近所さんも心配で集まっています
娘さん夫婦もきて付き添っています
救急車で運ばれた後は
ご近所さん同士で話し合い
とにかく
ご家族の何方かが帰って来られてから
お話を伺うと言う事で
この場は解散
夕方
奥様が帰って来られ
「輸血をしたら元気に為って
今は症状も安定しており
入院する事になりました」
その様にお話下さいました
一寸安心です
本当に道を挟んでお向かいさんで
母が仲良くさせて頂いてるお宅
無事に早く退院出来る様に願っています
おだいじに
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